Technical Data

PLAZMARK® 大気圧プラズマ用を使用した評価 <分布の確認> 

※本データは2024年8月5日に開催された「技術情報協会 セミナー」で弊社研究員が発表した内容の一部です。
※本データはお客様の装置で同等の変色性を示すことを保証するものではありません。
※本データは装置の処理性能を絶対的に評価するものではありません。
 装置の処理性能は、お客様の処理目的に沿った評価方法で確認してください。

装置情報

  • 装置型式:(株)電子技研製 AP-2000
         誘電体バリア放電式大気圧プラズマ装置
  • 処理条件:CDA:6SLM、出力7.5kV、処理速度 300mm/min、処理回数1回
  • 色差計:コニカミノルタ製蛍光分光濃度計 FD-9/MYIRO-9(測定光源 C、照明系C光源、2° 視野)

評価

「大気圧プラズマ用」のNo.41(高感度)を用いて、長尺型大気圧プラズマ装置の分布評価を行った。

<評価イメージ図>

結果

目視で大気圧プラズマ装置の処理ムラが検知可能。
中心がよく変色していることから、プラズマ処理に偏りがあることがわかった。

分布測定

自動スキャン分光濃度FD-9(コニカミノルタ製)にて測色し、色差マッピングを実施。
スキャンしながら測色センサーがパッチごとに測色することで、面内をくまなく測色することができ、
未処理との色差をエクセルでパッチごとに算出することでマッピングしている。

まとめ

現在使っている装置の状態を把握することができるため、メンテナンス用途としても使用可能。
色差計を活用することで、数値解析をすることができ、面内の分布評価を定量的に行うことができる。

記事で紹介した商品

常圧処理工程

PLAZMARK®大気圧プラズマ用

プリント配線板製造/FPD製造/フィルム加工などの大気圧プラズマの処理効果やコロナ放電やUVオゾン洗浄の効果確認に最適

PLAZMARK®大気圧プラズマ用
回答者
(株)サクラクレパス PI事業部

プラズマーク技術データ

皆様のお役に立つような技術データを掲載します。 ご要望等ございましたら、お問い合わせフォームまたは営業担当者にご依頼ください。

Contact

「自社のこの工程に利用できる?」「こういった使用環境の利用は可能?」など、お気軽にご相談ください。