Technical Data

PLAZMARK® 大気圧プラズマ用を使用した評価 <接触角との相関確認> 

※本データは2024年8月5日に開催された「技術情報協会 セミナー」で弊社研究員が発表した内容の一部です。
※本データはお客様の装置で同等の変色性を示すことを保証するものではありません。
※本データは装置の処理性能を絶対的に評価するものではありません。
 装置の処理性能は、お客様の処理目的に沿った評価方法で確認してください。

装置情報

  • 装置型式:(株)電子技研製 AP-2000
         誘電体バリア放電式大気圧プラズマ装置
  • 色差計:コニカミノルタ株式会社製 蛍光分光濃度計 FD-5 (測定光源M1、照明系C光源、2°視野)

評価内容

「大気圧プラズマ用」のNo.41(高感度)とNo.42(低感度)を用いて、
ドライエアー大気圧プラズマ処理前後のインジケータの色調変化と、PETフィルムに対する水の接触角およびインジケータの変色色差を確認する。

結果

まとめ

No.41(高感度)インジケータは弱いプラズマ処理条件である②~⑥の間でPETフィルムに対する水の接触角と相関が見られ、
No.42(低感度)インジケータは①~➉の間で水の接触角と相関が見られた。


さらに、①および②では,接触角値は一定であるのに対し,No.41(高感度)インジケータでは

変色色差⊿E*abの増加が見られていることから、接触角測定では把握できないような
弱いプラズマ処理効果もインジケータでは検知できることを示している。

記事で紹介した商品

常圧処理工程

PLAZMARK®大気圧プラズマ用

プリント配線板製造/FPD製造/フィルム加工などの大気圧プラズマの処理効果やコロナ放電やUVオゾン洗浄の効果確認に最適

PLAZMARK®大気圧プラズマ用
回答者
(株)サクラクレパス PI事業部

プラズマーク技術データ

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